エース印刷株式会社は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

SDGs

SDGsとは、Sustainable Development Goals;持続可能な開発目標の略で、17の目標と169のターゲットからなります。国連加盟193か国が2016年から2030年までの15年間で達成する行動計画で、2015年9月、国連持続可能な開発サミットで採択されました。

エース印刷株式会社は、「印刷」、「情報発信」を主要事業としてコミュニケーションの創造に携わっています。それらの事業を通して、社会課題の解決に寄与し、SDGsの掲げる「誰一人として取り残さない」社会の実現に貢献してまいります。

~印刷会社とペーパーレス社会~

 持続可能な社会の実現(SDGs)についての取り組みは、既に多くの方が様々な形で取り組まれています。ペーパーレスもその一つに位置する訳ですが、印刷物のような紙資源を使う産業は時代に逆行しているのでは?と思われている方が大多数ではないでしょうか。もちろん無駄に紙を消費するのでは環境に優しいとは言えませんが、製紙過程がもっと透明性を持って社会に効率良く発信されていれば、色んな誤解を生む事はないように思われます。 当社も含めて殆どの日本の印刷会社は、日本の製紙会社から紙を仕入れ、日本の用紙を使用しています。日本の製紙会社の情報発信を見ると一目瞭然なのですが、持続可能な資源利用としての方法で製紙されていることが分かります。

 日本の用紙は、アマゾンなどからの無計画な原生林の森林伐採からの製紙ではなく、天然林や天然二次林からの木材を使用しており、森林認証制度(FSC®※、PEFC/SGEC)を受けた製紙会社が製造している用紙を使用しているため、原材料の持続可能性という観点、また、リサイクル可能であるという観点からも、使用すべき方法で使用する事は全く問題ではないと考えています。当社でもデジタル化出来る部分は極力ペーパーレス化に取り組んでいますが、商品としての印刷物は、印刷物でないと置き換え出来ないモノを製造しています。

 印刷物が木に由来している事で多くの誤解が生まれないよう、この場から発信して、デジタルと紙の融合によって、当社の取り組みが紹介出来ればと願っています。

エース印刷株式会社 代表取締役
田平裕隆 Hirotaka Tabira

【当社の取り組み】

① 地球環境に配慮したやさしいものづくり

~環境負荷の少ない紙製品の印刷・製造を徹底することで社会発展に貢献しています~

SDGs

以下の取り組みを実施しています。

  • 環境保護印刷(クリオネマーク)の実施
    高精細印刷によるインキの削減や廃液削減など、「空気」と「水」を汚さないことに着目した印刷技術を取り入れています。
  • Non-Vocタイプインキを使用
    原材料として揮発性有機化合物(Voc)を一切使用しないNon-Vocタイプのインキを使用しています。
  • 環境にやさしい植物油インキの使用
    石油系の溶剤に比べて生分解性があり、VOCの排出もほとんどない植物油インキを使用して、環境負荷低減に寄与しています。
  • 環境にやさしい用紙の取り扱い
    製造工程が管理され、森林環境や脱炭素に配慮した原料や素材を使った用紙の利用を心掛け、環境負荷の軽減に寄与しています。
  • 古紙リサイクルの徹底
    国内で発生する貴重な資源である古紙(紙ごみ)のリサイクルを徹底した分別によって行い、森林資源の持続可能な利用や循環型社会の形成に貢献しています。

② 信頼性のある徹底した情報管理

~安心して情報を提供いただくため、徹底した情報管理を行っています~

SDGs

以下の取り組みを実施しています。

  • 個人情報保護認証(プライバシーマーク)の取得
    情報を提供する企業として、個人情報保護マネジメントを遵守しています。

③ 働きがいのある職場づくり

~社員の安心・安全で働きやすい職場環境を整備し、心身の健康を大切にします~

SDGs

以下の取り組みを実施しています。

  • 完全週休二日制
  • 有給休暇取得促進
  • 時間外労働削減を促進
  • 性別にとらわれない育児・介護・看護等の休暇制度を導入
  • 全社員への健康診断の実施(年1回)
  • 役割等級制度、永年勤続表彰制度の導入
  • 定年後再雇用制度の促進
  • 受動喫煙防止対策の実施
  • 地域貢献活動への参加(子育て応援企業、女性と子どもの安全みまもり企業、みんなで防犯応援企業、飲酒運転撲滅企業)